現在 新型コロナ感染対策のため 多くの神事が中止もしくは縮小されています(令和4年7月現在)
1月

歳旦祭(1日)
歳旦祭(さいたんさい)は、戦前の祝祭日の中の皇室祭祀令に基づく小祭日の一つです
現在では新暦1月1日(元日)に宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)で行われる年始を祝う祭祀です
当神社においては、皇室の繁栄と、五穀豊穣と氏子崇敬者皆々様の隆昌を祈念します
御神楽祭として氏子が新年初神楽を奉仕します
参道に敷きつめた玉砂利を踏みしめて、心穏やかに初詣してください
境内では、おみくじや授与品のほか、お神酒のふるまいなどがあります

元始祭(3日)
宮中三殿で行われる天皇の親祭とは、皇位の元始を祝うもので 年の始めにあたり 天孫降臨に始まる国の大元を寿ぎ、皇室の御繁栄と国家の隆昌をお祈りします
当社においては、皇室の繁栄と五穀豊穣、氏子崇敬者皆々様の隆昌を祈念します

お弓始め式(4日)
御祭神八千戈大神の例祭
新年を迎えての弓打ち神事にて厄払いをし、一年の健康と作物の豊作を祈願します
祭典後、拝殿前で天理南中学生と奈良県弓道連盟会員で、小笠原流弓術の作法で弓を射ます
ふるまい善哉も行われます
2月

節分祭(2日)
16時 節分祭 式典 19時 鬼やらい式
節分は鬼やらいとも呼ばれ、平安時代に宮中で大晦日に行われた疫病払いの儀式です
大和神社では、毎年、節分(2月3日)に節分行事「鬼やらい神事」を斎行しており、午後7時に、拝殿にて古式に則り行われます
神事では、赤鬼・青鬼を矛を天狗が追い払います
邪鬼を払い、身の穢れを清め、人々の幸福と平和な生活を願います
最後に参拝者に豆まき(くじ付き)を行います。
3月

ちゃんちゃん祭 初宮参り(3日)
4月に行われるちゃんちゃん祭の稚児が物忌をはじめます
稚児と頭屋は30日まで毎日参拝し物忌に服します
※頭屋とは 氏子の中から選ばれる稚児の世話人です

ちゃんちゃん祭 宵宮(31日)
9ヶ所の村が順番に参拝します
4月

ちゃんちゃん祭(1日)
奈良の祭は大和神社のちゃんちゃん祭から始まる と言われる奈良を代表する祭り
氏子の頭屋 稚児など200余名で各町内より供奉します
宵宮の順の通りに各神具等を捧持し、成願寺・岸田を経て、中山郷大塚山の御旅所まで約2Kmを往復します
行列が来たことを知らせるために鐘を鳴らします
この鐘の音からちゃんちゃんということが祭りの名の由来です
御旅所では、翁の舞(新泉町)、龍の口(兵庫町)の舞が奉納されます
山の辺の道を鉦鼓を鳴らしながらの長い行列は大和の春の風物詩です
※令和2年〜4年は新型コロナ感染予防のためお渡りは中止されました

第二艦隊戦没者慰霊祭(7日)
昭和二十年四月七日 第二艦隊「司令長官 伊藤整一海軍中将」(大和・矢矧・冬月・涼月・雪風・磯風・浜風・初霜・朝霜・霞)の将兵が九州西南方海域に没しました
第二艦隊司令長官伊藤整一海軍中将ほか2,736柱の御霊が大和神社「祖霊社」に合祀されています
命日にあたる四月七日に慰霊祭をとり行い、英霊に鎮魂の誠を捧げ、遺徳を偲びます
5月
野神祭り(3日)
天理市指定無形民族文化財
境外摂社 新泉町村社 素盞嗚(すさのお)神社のお祭りです
稲作の始まる頃に子供組(男子)が野神を祭ります
式典後儀式を行います
儀式は麦わらで作った牛・馬・じゃじゃうまと竹製の唐鋤・マンガ・はしごのミニチュアを使い
田に見立てた砂場で牛と農具を使った耕作を3回し
その後馬を使った競馬の所作を3回行います
最後に牛・馬・じゃじゃうまを社殿に置きます
昔は子供相撲も奉納されていましたが現在は小さな土俵のみ残されています
6月
高龗神社例祭(1日)
摂社の高龗神社では山上の龍神である高龗神を祀っています
雅楽の響く杜の中、朱色の本殿にて商売繁盛と辰年の方の出世開運を祈願します
境内には商売繁盛を祈願する全国の方の上りが並び
多くの参列者が奉納に来られます
夏の大祓(30日)
境内の茅の輪をくぐり、半年の穢れを祓います
水無月(みなづき)の夏越(なごし)の祓(はらい)する人は、千歳(ちとせ)の命(よわい)延(の)ぶというなり
と唱えながら茅の輪を八の字に3回くぐります
8月
戦艦大和みたま祭(7日)
当社の祖霊社には戦艦大和戦没将士(伊藤整一命外二七三六柱)の方々が奉斎されています
先の大戦にて戦禍に倒れた多くの方々に慰霊の誠を捧げ、平和を願い「戦艦大和みたま祭」を毎年8月7日に執り行っています
9月
秋の大祭(23日)
天理市指定無形文化財(紅幣踊り)
古来、干ばつに苦しむ農民が大和神社に雨乞いをしました
願いが成就し豊作となったため感謝の気持ちを踊りで奉納したことに始まります
一時途絶えましたが昭和30年代に女性だけで復興しました
近年では地元の人に楽しまれる祭りとなっています
11月
交通安全祈願祭(1日)
当社は遣唐使が旅の安全を祈願した史実から
古来より交通安全の神と称えられています
毎年11月1日は交通安全の祈願を行います
七五三(3日〜15日)
お子さまの健やかな成長を祝い祈願する七五三
週末は混み合う場合がありますので、早めにご予約をお願いいたします
新嘗祭(23日)
境内に鎮まります皇神に初穂と白酒をお供えし、感謝の心と農作物や諸産業の豊饒を祈願する祭典です
「新嘗祭」は「しんじょうさい」ともいい、「新」は新穀を「嘗」はご馳走を意味します
毎年十一月二十三日に全国の神社で行われ、新穀を得たことを神さまに感謝するお祭りです
朝日神社例祭(30日)
大和誌に「朝日豊名姫神が佐保庄村観音堂内にあり」と記述。昔は相当の社殿も有ったのだろうが、いつしか廃れ、観音堂の住職が奉仕するだけでは恐れ多いと、明治8年2月19日に観音堂が廃寺となるとともに、大和神社境内に移した。
祭神 朝日豊明姫神 (天照皇大神)
貞観11年(869年)に従五位下を授けられた神社
国や地方の生産物をふやし、産業を盛んにし、交易を奨め給う。また、桜井・奈良街道を行く方は必ず詣でたと言う
12月
除夜祭(31日)
一年最後の祭典です
大晦日の夜に行われ一年を締めくくります
一年を無事に過ごせたことを感謝し、心身を清め、新しい気持ちで新年を迎えます