
大和神社が祀っている神の一柱である日本大国魂大神は、天照大神と共に10代天皇の崇神天皇によって瑞籬宮に祀られていたが、あまりの神威に二柱を自身の住まいのそばに揃って祀ることに不安を覚え、天照大神を笠縫邑、日本大国魂大神を市磯邑に移した。前者が伊勢神宮、後者が大和神社の始まりと伝わります
奈良時代には朝廷の命を受けた遣唐使や大使たちが出発に際して大和神社へ参拝し、交通安全を祈願した。また、日本大国魂大神は戦艦大和の守護神として艦内にも祀られていた。
御祭神
日本大国魂大神(ヤマトオオクニタマノオオカミ)中央
国土の守護神として古代より大切に祀られている 日本書紀によると長尾市宿禰がお祀りすることを命じられ、その後 大倭直氏が祭祀氏族として祀ってきました ※大倭直氏は海人族の椎根津彦(神武東往の際の水先案内者)を祖とすることから 海人族の祀る神として航海神ともされるという一説があります

八千戈大神(ヤチホコノオオカミ) 向右
900年頃には日本大国魂大神と共に祀られています(延喜式神名帳による)

御年大神(ミトシノオオカミ)向左
900年頃には日本大国魂大神と共に祀られていた(延喜式神名帳による)
